函南原生林の森
01年06月29日
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これは箱根の全体の鳥瞰図。
箱根峠〜熱海峠に至る道の南に展開するのが函南原生林の森である。
箱根峠は850mの高さにあり、原生林は600m〜800mの高さにある。
そのことが年間を通して温暖(30℃を越えることなく)で、降雨も多く
森はブナ,アカガシ、ヒメシャラなど落葉高木が中心となっている。



函南原生林学習の道は目の前の豊かな森の中につくられている。
このあたりは幸いにも開発から取り残され、豊な自然が保存されてきている。
箱根峠から熱海峠方向に少し行ったところに進入ロがある(富士箱根ランド口)。
写真の稜線は熱海峠からのものであろう。
原生林学習の道は一周2kmほど、途中から原生林の森公園に通じている。




入ってすぐの所にあるアカガシ(ブナ科)の巨木(樹齢700年)。
深い森の中であり,薄暗くフラッシュを使っているから写真がぼやけている。
その周りには新しいブナなどの木が育ってきている。
観察の道はこのように整備されているが、あまり知られていなくて人影はほとんどない。






森の中のアカガシの巨木。手前にはブナやアカガシが育ってきている。
道はブナなどの葉が落ちて豊かな土壌をつくっていて歩き易い。





これが樹齢700年のブナの巨木。
手前はひな壇状に観ブナ台がつくられている。
数年前に来た時は週末で沢山の人が座って眺めていた。
うえの方は大きく広がっていて、枝が落ちそうになっており、
鉄のターンバックル(ロープ)を使って止めている。







豊にひろがっている森。
原生林学習の道はぐるりと一周出来るようになっている。
さらにその先には自然公園も整備されている。







ぎょっとするようなヒメシャラの巨木。
箱根神社の上の方にはヒメシャラの森があるがこれほどの巨木はない。






荒々しい谷川。流木が随所に見られる。
豊な森が保存されており,森の営みを目にすることが出来る。






これはおまけ。箱根峠近くから見た芦ノ湖。
手前が安らぎの森。左手の山が駒ケ岳。
中央の湖岸の赤い点が箱根神社の鳥居。

写真は1月に撮影したもの。


(函南原生林の森:完)
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